プランの特徴
車椅子ブレーキレバーを認識しにくいために、ブレーキのかけ忘れが起きることを改善する。(材料費ほぼ0円、加工時間10分程度)
事例プロフィール
性別
指定なし
年齢
指定なし
心身機能
カテゴリ | 移動・運動 |
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活動種別 | 移乗 |
主な疾患 | 脳血管障害、認知症、視覚障害など |
考えられる リスク | プレーキのかけ忘れを完全に無くすことは出来ない |
リハビリの手順
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step1 車イスにもよりますが、ブレーキレバーは認識しにくい位置にあります。(身体の横下方は意識しないと見にくい場所です) |
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step2 車イスブレーキを解放すると、少し認識しやすい位置にきますが、あまり状況は変わりません。 |
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step3 アイディアです。 ラップ芯に加工をして、ブレーキレバーを45°斜め前に傾けることにしました。これにより、ブレーキレバーが、視線を足元に向けただけで視界に入るようになり、認識しやすくなります。 加工方法 ① ラップ芯の片側20cmに段ボールを丸め、ボンドを塗布したものを押し込み乾燥 ②ブレーキレバーの太さより約1mm太いドリルで、ラップ芯に45°の角度をつけて穴を開ける ③ブレーキレバーのキャップを外し(ねじ込んである)、ラップ芯に開けた穴にブレーキレバーを通し、キャップを戻す。 |
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step4 ブレーキOn・Offの状況です。ラップ芯が、移乗動作の妨げになるときは、適当な長さに切断(ノコギリで切る)することができます。 また、色付きのビニールテープで認識を高めたり、ラップ芯に文字を書き込むこともできます。(例:プレーキ!) |
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step5 ブレーキレバーをラップ芯の穴に通すだけでは、ラップ芯が外側を向き(写真左下)となり、危険です。そこでフレームとラップ芯を紐でゆるく結び、ラップ芯が外に広がることを予防しています。 |
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